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~文化祭一か月前四葉学院中等部~
放課後、僕は靴箱を開けると、手紙が入っていた。
紅葉「どうかしたの?あきらちゃん?」
強「どうかしたのか、あきら?」
あきら「僕の靴箱に名前のない手紙が入ってた!」
強「俺の靴箱にも、手紙が入ってたぜ!」
紅葉「あなたはどうせ、ラブレターでしょ?」
紅葉は、強に呆れた口調で言った。
(ほとんど、同じ人の手紙だ!)
強「いや、それだけじゃねえよ!」
紅葉「あっ!そこ、否定しないんだ!」
あきらは呆れた顔で、強をみていた。
強「うるせ~!紅葉ちゃん!俺も、あきらと同じのが入ってたぜ!」
紅葉「あっ!ホントだ!」
あきら(あっ!ぼ、僕と同じ手紙だ!)
紅葉(この人、あきらちゃんときょうちゃんの事、好きなのかな?そうだったら、なんか、むかつくな~!)
あきら・強「どうかしたのか、紅葉?/紅葉ちゃん?」
紅葉「うん、この手紙の事、気になって、・・・・・」
紅葉は、話を続けて、
紅葉「あきらちゃん!きょうちゃん!手紙の封筒、開けてみてくれる?」
あきら・強「わかった!」
2人は、手紙の封筒を開けた!封筒の中には、コンピューターで書かれた手紙が入っていました。しかし、手紙の文が違うものの、書き方は、同じだった。
紅葉「2人と読んでみてくれる?」
あきら・強「ああ!/おう!」
強「まず、俺から!『大人しくしていないと、誰かが酷い目遭うわよ?』と書いてあったぜ?紅葉ちゃん!つうか、誰かって、誰だよ!」
あきら「僕は、・・・『大人しくしていないと、女装させるわよ?』って何だよ!これ?はあああ~!」
(何かやだ!)
紅葉「相手は女か~!きょうちゃん!うるさいわよ!」
強「つうか、紅葉ちゃん、こえ~よ!これ!」
紅葉「はいはい!わかったから!」
強「なんだよ?それ?俺のせいで、誰か狙われるのに!」
強「つうか、無視かよ!」
紅葉「あきらちゃん!大丈夫?」
あきら「あ、ああ!まあ!大丈夫!それより、つ、強の事、気になって、・・・」
あきらは、俯きながら言った。
紅葉「えっ?」
強「ありがと!あきら!気にしてくれて!」
あきら「い、いや、当然だろ?親戚なんだし!まあ、狙われる相手、心当たりないか?」
強「心当たりありありでわかんねえ!多分、俺の友人だな!」
紅葉「そうなんだ!」
あきら「ふ~ん、じゃあ、狙われるそうな友人、言ってみてくれないか?」
強「お、おう!わかったぜ!」
強は、話を続けて、
強「俺の友人は、たしか、小梅ちゃん(東堂小梅),つくし(東堂つくし),さくちゃん(東堂さくら),港(浅瀬港),尾崎兄弟(尾崎賢人・尾崎修人),夢(尾崎夢),花火ちゃん(吉野・花火・シルヴィア・キラー),日向(吉野・日向・フランシス・キラー)あと、あきら(雨寺輝)と紅葉ちゃん(東堂紅葉)ぐらいかな?」
あきら「わかった!」
そこへ、楠一葉がやってきた。
一葉「あっ!強君!」
強「楠先輩、何か用ですか?」
一葉「手紙読んでくれた?」
強「まだ、ですけど!」
一葉「そっか!読んだら、お返事聞かせてね!待ってるから!」
強「あっ、はい!」
(しつこいな~!この人!)
一葉「そうそう!あきら君!部長が呼んでたよ!今すぐ、来て欲しいって言ってたよ!」
あきら「わかった!」
紅葉・強「行ってらっしゃい!」
あきら「行ってきます!」
2人は、部室に向かうのだった。
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