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パラレルやあたしの趣味を中心とした二次創作小説・オリジナル小説ブログです。苦手な方はお戻り下さい。
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 今回は<彼女の好きなところ~第4話~>です。本編の前に、登場人物紹介をしておきます。

<第3~4話よりの登場の人物>

大道寺 知世(だいどうじ ともよ)・・・悪戯好きな小狼の友人。

小田原 勇一郎(おだわら ゆういちろう)・・・椿の従弟であり、輝の再従兄(またいとこ)でもある。椿を嫌っているらしい。椿曰く、上から目線で嫌みな人。実は一人っ子で、寂しがり屋らしい。あきらと同じ灰色の瞳で黒髪。*勇一郎の初登場作品はこちらです。

浅瀬 岬(あさせ みさき)・・・港の姉。


*この小説はオリジナルキャラを含むので、苦手な人はお読みにならないで下さい。大丈夫な方は下記からご覧下さい。
<彼女の好きなところ~第4話~>


賢人・修人「ああ、楽しかった!」

 賢人と修人は見つめ合いながら、嬉しそうに言う。

修人「あの人の悔しそうな顔、見た?」

賢人「うんうん、見た見た!傑作だったよね?」

修人「そうそう!」

 賢人と修人は悪戯が成功した事が嬉しいのだ。

山崎「君達はこんな事して、何が楽しいの?」

 2人の話を聞いて、山崎は不機嫌そうに言った。

賢人「は~い、これは僕達、」

修人「双子の特権なんですよね!」

山崎・港「誤魔化すなよ!わざとやってるだろ?」

あきら「絶対、わざとだよ!お前ら、その喋り方、止めろ!」

賢人「え~、何で、いけないの?」

修人「しちゃいけない理由が有るのか?」

賢人・修人「だって、楽しいのに!お兄ちゃん達も、一回やってみたら、どうかな?」

あきら「山崎君!李君にこの前、聞いたんだけど、昔、柊沢と似た様な事してたそうだな?」

山崎「あれぇ?僕はそんな事した覚えはないけどね!聞き間違いじゃないのかなぁ?」

港「ほう、そんな事、やってたんですか?」

あきら「山崎君!正直に、認めろよ?」

山崎「はい、確かに、やりました。ごめん!でも、柊沢君が毎回、絡むと話がややこしくしちゃうんだよ!正直、僕の方が困ってるんだよ!」

 山崎は言い訳をする。

あきら「言い訳は聞きたくない。浅瀬は学校に出ると噂の女生徒の幽霊とイチャイチャしてるらしいな?」

港「ん?僕がイチャイチャ!?あっちが勝手に、絡んで来てるだけなんですよ!鬱陶しいったら、ないですよ!全く!でも、あの人、僕と血が繋がってますけど、それを判ってやってるんでしょうか?」

山崎「さぁ、それはどうだろうね。それより、浅瀬君、君はそんな趣味が有ったの?幽霊が彼女とか有り得ないでしょ!僕はそういうのはごめんだなぁ!」

 山崎は困った顔で言った。

港「あっ、そうそう!雨寺先輩は白峰先輩と姉弟なんですよね?そんな事、良いんですか?」

山崎「雨寺君と白峰さんが姉弟だって!?いや、それは違うよ!確かに、2人はそっくりだけど、実は従姉弟同士なんじゃないの?」

あきら「・・・山崎君の言う通りだよ!でも、直接の従姉じゃない。あの大道寺さんと木之本さんと同じ再従姉弟(またいとこ)なんだ。」

山崎「じゃあ、問題ないんじゃないの?」

あきら「いや、そうでもない!椿さんの両親が何故か、分からないけど、認めてくれないんだよ!」

港「実は親同士で昔、何か、遭ったんじゃないですか!」

山崎「もし、そうだとすると、2人は可哀想過ぎるよ!」

男子生徒「それについては、僕が知ってる。」

 輝と港が通う四葉学院中等部の制服の男子生徒が声を掛けて来た。

4人(輝は含まない)「えっ、本当ですか?」

男子生徒「本当だ!フフフッ、知りたいか?」

 男子生徒は不敵な笑いを浮かべながら、言う。

4人(輝は含まない)「知りたいです。」

あきら「小田原先輩!こんな所で、何をしてるんですか?」

小田原勇一郎(以下:勇一郎)「雨寺輝?今、帰りだけど、それがどうした?」

あきら「いえ、それは良いんですけど、例の話を何故、知っているんですか?」

勇一郎「母から聞いた。どうやら、その原因は白峰椿の母親とお前の父親に有るらしい。」

賢人「理由は知らないですけど、雨寺先輩のお父さんが、」

修人「雨寺先輩のお母さんと浮気してたんでしょう?」

勇一郎「まぁ、そんな所だ。しかし、雨寺の母親は2人が婚約者同士だという事を知らなかったそうだ。」

あきら「うちの母親は2人の喧嘩に巻き込まれただけなのか。うちの母親が可哀想です。」

山崎「挙句の果てに、雨寺君の両親を白峰さんのお母さんが逆恨みしてるんですよね。」

港「でも、それは自業自得の話でしょ。」

椿「あら、成程、そういう事なんですのね。」

 突然、椿が話に割り込んで来た。

椿「誰かさんの嫌みったらしい声を聞いてみれば、ややこしい事になってますし、その誰かさんは何がしたいんでしょうね?私達を別れさせたいんでしょうか?ああ、虫唾が走りますわ。とっとと、消えて下さらないかしら?目障りですわ。」

勇一郎「誰が、嫌みったらしい誰かさんだとぉ!?僕だって、言わせて貰う!つばき、お前こそ、消えろ。はぁ?そんな事、いつ、言ったよ?僕は言ってない。」

  椿と勇一郎は言い合いを始めた。一方、建物の陰に隠れて、聞いている小狼と知世。

知世「つばきさんのお母様って、どんな方なんでしょう?私は一度、お会いしてみたいですわ。」

小狼「大道寺、それは止めておいた方が良いと思うぞ。」

知世「あら、李君、どうしてですの?私がその方は雑誌で見た所によると、悪い事をする様な人には見えませんのに。」

小狼「それは表向きの話だろ。」

知世「そうですね。しかし、どうして、小田原さんのお母様は小田原さんにこの事をお話になられたんでしょう?まさか、つばきさんと小田原さんを結婚させようと目論んでいるのではありませんか?」

小狼「それは大道寺、お前の勝手な推測だろ?」

知世「ですが、李君!もし、これが事実だったら、どうします?」

小狼「いや、俺はどうする事も出来ない。」

(でも、出来る事なら、何とかしてやりたい。)

知世「そうですわね。だったら、諦めましょう。」

 知世はさらりと言う。

小狼「お前は本当に、いい加減な奴だな。」

 小狼は呆れた顔で知世に言った。

知世「私にとって、椿さんはどうでも良い存在ですの。彼女が雨寺君から離れて下さるのは私にとって、好都合の事ですわ。私の楽しい息抜きが出来るんですのよ。」

 知世は胸を反らして言う。

知世「だって、最近、さくらちゃんは李君に構ってばかりなんですもの。なので、本当なら、さくらちゃんに着て貰いたいお洋服やコスチュームを・・・」

小狼「俺は大道寺、お前の言いたい事はよ~く判った。雨寺はお前の玩具じゃない。」

知世「ですが、可愛いのでつい、色んな物を着せてみたくなるんですの。まぁ、さくらちゃんには劣りますが。しかし、彼は日本人形の様に可愛らしいので、やはり、着物がよく似合いそうですわね。」

小狼「コラッ、大道寺!そんな、大きな声で言うなよ。雨寺本人に聞こえるだろ。」

知世「あら、李君?本人に、よく聞こえる様に言ってますのよ。」

小狼「何だとぉ?ふざけた事、言いやがって!」

 小狼は知世に怒鳴る。

知世「あら、でも、貴方が怒る問題ではありませんわよね!」

 小狼に言い返す知世。

山崎「コラ~!そこの2人、煩いよ!ねぇ、それより、李君と大道寺さんはこんな所で何、やってるの?もしかして、立ち聞き?そういう見苦しい真似は止めなよ!」

知世「あら、山崎君?私達は偶然、通り掛かっただけですのよ。そうですわよね?李君!」

小狼「あ、ああ!実はそうなんだよ。」

山崎「ふ~ん、そうなんだ。別に、良いけどね。」

(ああ、これはどう考えても、言い訳だよね。2人共、見え据えた嘘を吐いちゃ駄目だよ。)

 山崎は2人に呆れた顔で言った。

知世「私とした事が嫌ですわぁ~!さくらちゃんと遊ぶ約束をしていたのをすっかり、忘れてましたわ。」

小狼・山崎(今のは絶対に、嘘だ。)

 小狼と山崎は知世に対して、呆れている。

知世「という事で、私はこれで、失礼しますわ!」

小狼「おい、大道寺!ちょっと、待て!」

 小狼は知世に叫んだ後、山崎に先程、知世の言ってた事を告げ口した。

山崎「へぇ!大道寺さんは雨寺君の事をそんな風に思ってたの。大道寺さん、君は雨寺君の事を何だと思ってるんだよ?」

 去ろうとする知世に山崎は言った。

山崎「今直ぐ、雨寺君に謝れば、許して貰えるかもしれないよ?」

小狼「そうだぞ!」

 2人はしつこく、知世に言う。しかし、そのやり取りを見ていたあきらはこう言った。

あきら「絶対に、大道寺さんの事は許すつもりは無いから。こんな人権侵害は認めないぞ!」

小狼・山崎(あ~あ、物凄く怒ってるよ。)

 小狼と山崎はあきらに対して、焦ってた顔をしている。

港「雨寺先輩、自分自身が可愛い事、認めてしまったらどうですか?」

賢人・修人「そうそう!認めたら、楽になるよ!」

 3人はあきらを囃し立てる。

小狼「お前ら、余計な事を言うな!」

山崎「止めなよ、君達?」

 小狼と山崎は3人を咎める。

賢人「だって、本当の事でしょう。」

 賢人の言った事に対して、頷く港と修人。

港「でも、お姉さんは嘘を言ってないです。」

 港はもっともらしい事を言う。

 いつのまにか、港にそっくりな女の子が立っていた。

港(うわぁ~、やば!何で、姉ちゃんが居るの?)

「あれぇ?岬ちゃん、何で居るの?」

岬「何で、居るのじゃないわよ。お母さんから頼まれた買い物をすっぽかして、貴方は何、やってるの?」

港「あの岬ちゃん、これには深い訳が有りまして・・・」

岬「言い訳するな!うちの弟が失礼な事を言ったみたいで。」

小狼「いえ、良いんです。」

岬「そうはいきません。アンタ、皆さんにちゃんと、謝りなさい。」

港「はい、すみませんでしたね。」

(っていうか、お前、本当は何所から見てたんだろう。あたかも、今、来ました的な態度取るんじゃねぇ。お前のやってる事はお見通しなんだから。)

岬「何なのよ、その嫌そうな謝り方は?」

 岬は怪訝な表情で、港に言った。

港「お前が出て来なければ、何とか、やり通せたのに、邪魔すんなよ。」

 港はムッとした顔で、岬に言った。

    小狼達は2人のやり取りが長くなりそうな気がしたので、帰り支度を始めた。

港(あれっ!?皆、居ない!)

    港が気付いた時には誰も居なかった。

    一方、彼らと別れた小狼とあきらは呆れた溜め息を吐く。

小狼「何なんだよ、アイツらは、人の気も知らないで!そう思わないか?」

あきら「・・・・・!?」

    あきらは小狼に何か、言いた気な顔をしているのだが、小狼が見ると、直ぐに、俯いてしまう。

小狼「言いたいが有るのなら、はっきり、言えよ?」

あきら「じゃあ、言うけど。・・・アンタも、アイツらと同じ事を思っているくせに。」

 あきらは不機嫌な顔で言った。

小狼「お、俺はそんな事は・・・ぜんぜ~ん、思ってないん・・・だからな。安心しろ。」

 小狼は躊躇いながら、言う。

あきら「この嘘吐きめ!見え据えた嘘を吐きやがって!」

小狼「俺が悪かった!あっ、そうだ!確か、雨寺、昼飯はまだ、だっただろ?俺がご馳走するよ!」

(こんな事になるんなら、言い訳、しなければ良かった。)

あきら「そんなので、機嫌が治るとでも、僕が思っているのか?」

 あきらはますます、不機嫌になった。

小狼「雨寺!そう、カリカリするな!」

(駄目だ!真面に、話を聞いてくれやしない。でも、さくらなら、上手くいくんだけどな。)

 小狼は困った顔をして思った。


第5話に続く。

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